VS2008 XMLスキーマのプロジェクト取り込み
久々の更新です。今回はVS2003/2005は対象外の話です(VS2010は対象となるか未確認)。
VS2008を使用した場合で、XMLスキーマをプロジェクト内に取り込みたい時に使用するXMLスキーマは、XSDコマンドを使用して生成した方が良い様です。
最初、VS2003のXMLエディタで作成した .xsd ファイルを取り込んでみました。これだと、プロジェクトへの追加時点では、
本当に .xsd だけが追加されます。このとき、プロパティのカスタムツールには自動的に"MSDataSetGenerator"が指定されない様で、手入力で指定する事により、Designer.csは自動生成されます。
そしてこの状態で.xsd を編集しようとすると、単純にテキストエディタでの編集となります。
一方、スキーマファイルをコマンドツールXSDにて生成した場合は、かなり違って来ます。
XSD自体は、XMLスキーマに従って作成されたXMLファイルからXMLスキーマを作成するツールです。使い方は、スタートメニューに登録されているVS2008のメニューの中から、「Microsoft Studio Tools」→「Visual Studio 2008 コマンド プロンプト」を選んで、XSD (XMLファイルのフルパス名)を指定するだけです(詳細な指定はXSD /?で表示される)。
XSDで作成されたスキーマファイルをプロジェクトに追加すると、
.xsd ファイルだけでなく、Designer.cs,.xsc,.xss ファイルが自動生成されて、一緒に追加されます。さらに、この.xsd ファイルを編集する場合、XMLスキーマエディタ(?)が起動されます。
これは大きな違いですね。ビジュアルに編集出来る事を考えると、この方法でスキーマを取り込む方が断然良い筈です。
本題の話はここまでです。
ところでVisual Studio 2008では、XMLスキーマエディタは搭載されていない事になってます。実際、XMLスキーマを新規に作成しようと、「ファイル」→「新規作成」→「ファイル」で、テンプレートでXMLスキーマを選ぶと、
こんな感じで、テキストエディタでの編集になってしまいます。
すると、XSDコマンドで作成したスキーマを取り込んで、編集する時に起動するスキーマエディタ的な物は、何なのでしょうね?気になるので一応書いておきます。
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